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仕事行きたくない・休むのは甘えなのか?逃げるべき状況とは?

仕事行きたくない・休むのは甘えなのか?逃げるべき状況とは?

仕事に行きたくない時ってどうしてもありますよね。

そんな時に休む選択肢を取る事は良いのでしょうか?

仕事に行きたくないけれど、行けない訳じゃない。そんな状況で休んでしまうとずる休みになってしまうのではないか?そんな風に考えがちですよね。

今回の記事では、仕事に行きたくなくて休むときの考え方について紹介します。

仕事に行きたくなくて休みたいなら逃げるべき

仕事を休むと「ずる休み」と思われがち

仕事に行きたくない、休みたい。仕事に何らかのストレスを抱えている人なら少なからず1回は考えた人もいるでしょう。

しかし、毎日の習慣で辛くても朝にちゃんと起きて気づいたら電車に乗っていますよね。ほんとは休みたいけれど、休むための理由が見つからなくて休めない人もいますよね?

こんな状況の時に休むと、ずる休みになってしまうと考えられやすいです。実際、会社でこんな理由で休むなんて言ったら笑われるか、上司の逆鱗に触れる事だってあるでしょう。

「休みたい」と考えてしまう事自体がヤバい

しかし、本来であれば仕事に行きたくなくて「休みたい」と考えてしまう事自体が間違えているのです。なぜなら、職場で上司は社員の仕事を円滑に回す必要がありますが、「休みたい」と思わせてしまっているのは、無理な仕事をやらせてしまっている…ということになります。

昔であれば精神論によって少しくらい辛くても根性で乗り切れ!なんて言われることもありましたが、現在ではそのような考えは改められ、休みたい時は休むべき…という考えが一般的です。

辛い状況が続くと病気になることも

辛い状況を続けていると、最近では鬱や適応障害のような状況に陥ってしまう場合も多いのです。

そのため、辛い状況を続けてしまうのは将来的に見ても非効率的であるため、治療を優先させるべきというのが正しい考え方と言えるでしょう。

仕事を休むことは悪いことであると考えられがちですが、それは単なる思い込み。例えば、病気が骨折だとしたら、まずは治療することを優先させますよね。実際はそれと同じです。

現代の問題として、ストレスからくる「鬱」等の心の病は基本的に軽視されがちですが、治療すべき対象と言えるのです。

 

仕事に行きたくない時の上手な休み方

では、仕事に行きたくない・休みたいと思った時の上手な休み方について紹介しましょう。

①職場に理由を伝える必要は無い

基本的に仕事を休むときは職場に理由を伝える必要はありません。会社が社員に仕事を休むとき、理由を聞いてはならないものです。

なので、軽い口調で理由を聞かれても答える必要はありません。ただし、休んだことにより仕事をどのように進めるか、休むことによってどのような影響が出るかは考える必要があります。

※もしそれらも考えたくない…というのであれば、③意向を検討しましょう。

②休んでいる時は仕事の事を考えない

仕事を休んだ場合には、仕事の事を考えないようにしましょう。仕事を休みたい…と思って思い切って有給などを使って休んだとしても、結局休み中も仕事の事を考えてしまって休めないという人は多いのです。しかしこれは大きな間違い。

人は休み中も仕事の事を少しでも考えるだけで疲労度はグッと上がってしまうのです。そのため、基本的に休んだ時は仕事の事を考えないようにしましょう。

③社外の人に相談する

仕事を休みたいと思ってしまった時には社外の人に相談するように心がけましょう。

人に相談することによって何らかの解決法が見えてくる可能性があります。

社内の人に相談すると、まともに対処してくれなかったり、スルーされてしまう場合もあるので注意しましょう

④診断書をもらう

仕事を休みづらい時には診断書をもらいましょう。仕事を休むときに罪悪感を感じてしまう理由は、自覚症状のみでの判断なので、どこかズルをしている様な感覚に陥るためです。

病院に行って受診し、診断書をもらう事によって正式に休むことができ、少しは心が軽くなるでしょう。

⑤思い切って長期休みを取得する

実際、精神科に行って「仕事に行きたくない・休みたい」ということを相談すると、たいていの場合に鬱が始まっているケースが多いです。そのため、休職すべしという診断をもらいやすいんですよね。

これを「悪用」という人もいますが、精神的な症状を判断できる人は精神科以外に存在しませんし、それ以外に誰にも判断できるものではありません。そのため、まずは医者の言うとおりに行動してみるのが良いのではないでしょうか。

一般的には給料面で困る人もいますが、仕事を休職する場合には傷病手当金・社会保険給付金を受給できるケースが多く、そのお金によって給料分を賄える場合が多いです。

 

仕事に行きたくない休みたい時は根本原因を考えよう

では、仕事に行きたくない時は根本原因を考えるべきです。

ここでは原因についていくつかピックアップして考えてみましょう。

原因と思えるものを書き出す

まずは仕事に行きたくないと思うようになった原因について考えてみましょう。

基本的に仕事は辛いものだったりしますが、ストレスでいっぱいになっている場合には何らかの理由があります。

まずはその部分を改善することから始めなければ、いずれ消耗し、倒れてしまう可能性があります。

原因を突き止める努力をするようにしましょう。

①労働条件が悪い

仕事に行きたくないと思うようになった理由の一つに、労働条件があります。

例えば、残業代が出ない・昼食休憩がまともに取れない・残業が多すぎる・給料が低すぎる・社員に対する扱いが雑…などなど。

会社によって様々ですが、労働条件が悪いけれど辞めることができない場合、精神的に消耗してストレスを感じ、仕事に行きたくないと思うようになってしまうかもしれません。

会社によって扱いは様々ですので、注意するようにしましょう。

 

人間関係が上手くいかない

仕事において人間関係の悩みはつきもの。そのため、人間関係がいつまでたっても改善されない場合には仕事に行きたくないと思うようになるのも必然です。

もし人間関係に悩みがあるのであれば、部署異動などの希望を出して、出来るだけ嫌な人には関わらないように努めましょう。

部署異動・転職・退職などのように無理矢理立ち位置を変えるか、物理的に壁などを作ったり眼鏡等をかけるようにしてその人の方向を見ないということも有効な手段です。

仕事にやりがいがない・興味がない

人は自分がやっている仕事に意味を見出すことができない時、ストレスを感じやすいのです。

何の仕事か分からずに作業をやらされている人と、どのようなことに役にたつ仕事なのかを伝えたうえで仕事をやっている人では、ストレスの度合いや疲労感などに大きく異なる結果となりました。

当然、良い結果が出たのは後者です。そのため、仕事にやりがいを感じられなかったり、何を目的にやっている仕事なのかを理解していない場合には、ストレスを感じやすく、続かない可能性が高いと言えるでしょう。

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ミスをしがち

仕事でミスをしがちな人は仕事を休みたいと思ってしまうでしょう。

人には合う仕事や合わない仕事が有ります。ミスが多いということは、その仕事はあなたに向いていないのかもしれません。

タイミングによっては、転職をすることも検討してみましょう。

 

能力や個性が仕事とマッチしない

自分の性格と仕事に合う性格がマッチしない場合に、仕事を休みたいと思ってしまう可能性があります。例えば、内向的な人が営業などの仕事を行うのは現実的に考えて非効率的ですよね。

人には向き不向きの仕事が有ります。もちろん、長期的な時間をかけて出来るようにすることは可能ですが、出来ればマッチするしごとに就いた方が仕事は進めやすいと言えるでしょう。

迷ったら転職や退職を検討しよう

以上、仕事に行きたくない・休みたいと思った時の対処法や対策について紹介しました。

基本的に仕事始め以外の場合で仕事に行きたくないと思った時には多少なりともストレスを感じている場合が多いので、「大丈夫かな?」と自問自答するようにしましょう。

たいていの人は「といっても休むわけないいかないし…」と、考えがちですが、そこは自分で判断するのではなく、医師や専門家の人の判断を仰ぐようにしましょう。